12月5日(金)に、体育活動及び文化活動において顕著な活躍をした部や個人に贈られる松田杯等の表彰審議委員会が開催されました。慎重な審議の結果、今年度の各賞の受賞部・受賞者が下記のように決定され、12月22日(月)の全校集会において表彰式が行われました。受賞された皆さん、誠におめでとうございます!
〇松田杯 〔受賞部〕フェンシング部
故松田通世氏(山中大正2年卒、元東京同窓会会長)より、母校生徒の体育向上と奨励のため寄贈。体育部のうち全国大会等において優れた成績を収め、かつ部の統制・規律が他の模範となる部が対象。
〇鈴木杯 〔受賞者〕齋藤 圭吾(フェンシング部)
故鈴木清助氏(山中大正2年校友、元同窓会長)より、母校生徒の体育向上と奨励のため寄贈。体育部に所属する個人選手、又は独自に体育競技に励んだ個人選手で、全国大会等で優れた成績を収めた個人が対象。
〇矢野牌 〔受賞部〕文芸部
故矢野善助氏(山中大正5年卒、元同窓会副会長)の嗣子矢野恒太郎氏により亡父の遺志を継承し、母校生徒の文化部奨励のため寄贈。文化部で、その活躍が顕著であり優秀な成績を収めた部が対象。
〇駒草杯 〔受賞者〕無着 大希(囲碁将棋部)
山形中学・東高東京同窓会より、母校生徒の文化部活動振興のため寄贈。文化部等の個人、又は、独自に文化活動に励んできた個人で、学業人格とも優れ、その活動・業績が顕著な個人が対象。

引き続き、全国大会入賞や全国大会出場など、特に優れた成績を上げた部や個人の表彰が行われ、多くの生徒が表彰されました。これまでの真摯な努力を讃えたいと思います。おめでとうございます。今後の益々の活躍を期待します。

12月15日(月)~12月16日(火)、2年次類型別研修を実施しました。探究活動・課題研究及び進路に係る情報収集に資することを目的として、東京への1泊2日の研修です。行先はそれぞれの希望に応じて、国立科学博物館、国立西洋美術館、東京都美術館、文部科学省、東大材料・工学講座、東大 ウイルス学研究室、アクセンチュア株式会社から選択し、さらに自主研修を加え、充実した研修が行われました。友人と過ごした楽しい思い出として、また、貴重な施設等訪問の経験として、今後の高校生活や進路選択に生かして欲しいと思います。お忙しい中御協力いただいた研修先の皆様に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。


山形市在住のバルーンアーティスト、天輝 マキ(テンテルマキ)さんが制作した超巨大バルーンアートが期間限定<~12/25(木)予定>で中央廊下に展示され、クリスマスムードを盛り上げてくれています!

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令和7年12月11日(木)、本校において山東探究塾Ⅱ課題研究成果発表会を実施しました。午前中に開会行事を講堂で行い、午後からは教室や特別教室の会場に分かれ、2年次生がこの1年間の探究の成果を堂々と発表しました。発表後は活発な質疑応答が行われ、学びを深めることができました。研究助言者の皆様からは中間発表会に引き続き適切な御助言をいただき、改善が見られたグループにはお褒めの言葉も頂戴しました。成果発表会終了後には研究助言者の皆様にお集まりいただき、振り返りも行われました。山東探究塾の質の高さは、研究助言者の皆様の御協力に支えられております。改めて感謝申し上げます。御覧いただいた保護者の方々にも御礼申し上げます。
成果発表会終了後は、講堂で、探究活動の総括として東北芸術工科大学の柚木泰彦教授から御講義をいただきました。お互いに話し合う時間もとっていただきながらの振り返りでしたが、生徒の皆さんからは達成感に満ちた表情が見られました。1年次生の皆さんは2年次生の取り組みを参考にして、今後の探究活動を充実させてください。お疲れさまでした。
令和7年12月5日(金)2~3校時、2年次全生徒を対象に山東講堂で租税教室と模擬選挙を実施しました。選挙権が18歳以上の全ての国民(公職選挙法第11条に規定されている者以外全員)に付与されるようになって以来、主権者教育の重要性が叫ばれるようになり、多くの学校でこのような取り組みが行われ、10代、特に18歳の投票率の高さに一役買っています。生徒からは、投票に対する意識が変わった、再認識した旨の感想が多く寄せられました。これからも政治に関心を持ち、選挙権を得たらその権利をしっかり行使していきましょう。

令和7年11月10日(月)、2年探究科レベルUP講座が開催されました。始めに一般社団法人i.club Managing Director 小川悠氏を講師として全体講演をいただき、その後、理数探究科は校内で、国際探究科は遊学館に移動して、それぞれ研修を深めました。
理数探究科では理数探究科講座・課題研究審査会が行われました。東北大学医学部教授五十嵐和彦氏を講師とした「最先端の研究及び研究にあたる心構え等について」という特別講演をいただいた後、仙台三高の生徒に先進校発表を行っていただきました。午後からは、山形大学理学部や東北芸術工科大学の先生方を審査員として課題研究審査会が行われました。生徒はこれまでの探究活動の成果を発表し、貴重な御助言もいただきました。
国際探究科では英語レベルアップセミナーが行われました。課題研究英語発表指導や、他校のALTの先生方にも御協力をいただきながら異文化交流会を実施しました。同時進行で各種大会に向けた審査も行われ、緊張しながらも真剣に取り組みました。
今回の企画には1年次生も参加しており、2年次生をロールモデルとして1年後の自分の姿を思い描きました。例年山形東高校ならではの質の高い講座となっています。御指導いただきました関係の皆様にこの場をお借りして深く感謝申し上げます。

10月30日(木)、本校講堂において伝統の「峠の力餅」集会が行われました。校長先生、保護者代表の伊藤善隆様、3年次主任、お世話になっている先生方(河野崇先生、遠藤正淑先生)からの激励の言葉に続き、各クラス代表の生徒から力強い決意表明がありました。最後は応援団の指揮の下、「おゝ勝利」を全員で斉唱し、気持ちを奮い立たせました。
3年次生は大変な時期を迎えていることと思いますが、多くの方が応援してくれています。配られた「峠の力餅」を食べて、団体戦で乗り切っていきましょう!頑張ろう!山形東!


10月29日(水)、山東祭実行委員会の代表3名(実行委員長 鈴木慧さん、副実行委員長 津藤陽詩さん・渋谷有倫さん)が山形市の山形メディアセンターを訪れ、山東祭で販売したグッズや模擬店の売り上げのうち30万円を山新放送愛の事業団理事長の佐藤秀之山形新聞社長に手渡しました。
山東生や山東祭に御来場いただいた方々の善意が、山形の明るい社会づくりのために役立てられることになります。御協力いただいた皆様、ありがとうございました。
10月29日(水)、本校講堂において創立141周年記念式典が挙行されました。校長式辞では山形東高校の前身である山形中学校第1回卒業生の校友である安達峰一郎博士に言及があり、常設国際司法裁判所所長を務め「世界の良心」と称された博士を範とし、「武力ではなく知と理性により平和を実現できる国際人になって欲しい」ということが語られました。

記念式典に引き続き、「新型コロナウイルス学者が生まれるまで」という演題で、東京大学医科学研究所システムウイルス学分野教授佐藤佳氏(本校平成13年卒 山東51回 東暁会)による記念講演が行われました。高校時代から大学選択の話、新型コロナウイルス感染拡大時に立ち上げた研究コンソーシアム「G2PーJAPAN」の話、次のパンデミックに備えるための最新の研究の話など、多岐にわたってお話をいただき、最後は「夢を見ることほど大事なことはない」という生徒の皆さんへのメッセージもいただきました。質疑応答では、予定時間内には収まり切れないほどの質問があり、生徒の皆さんの関心の高さがうかがえました。質問には丁寧にお答えいただき、大変学びの多い有意義な記念講演となりました。
今年は、先の大戦の終結から80年という節目の年に当たります。昭和18年に海軍予科練に入隊した方(山中第58回)の記録が「創立記念日特集」として生徒及び職員に配付されましたが、先人の苦労の上に私たちの現在があるということを改めて心に刻み、戦争のない平和な世界の実現に向けてこれからも学びを深めていって欲しいと思います。