活動の記録

山形東高校・函館中部高校 野球親善試合が行われる

2019年8月15日 07時41分

8月6日(火)、本校野球部と函館中部高校野球部との親善試合が、北海道函館市の函館オーシャンスタジアムで行われました。

この試合は、1946年、夏の高校野球の前身となる全国中学校優勝大会に出場した山形中学(本校の前身)と函館中学(函館中部高校の前身)が対戦した際、試合に敗れた本校が、米が尽きかけていた函館中学に自分たちが山形から持参した米を贈ったというエピソードをもとに、73年ぶりの「再試合」を行おうという趣旨で開催されたものです。

この日は、試合前に、本校からつや姫3キロを、また函館中部高校から北海道特産のジャガイモ20キロを贈り合う交換式、また、本校の佐藤俊一校長先生がピッチャー、函館中部高校の田尻勝敏校長先生がキャッチャーを務める始球式が行われた後、午前、午後それぞれ1試合が行われ、7対4、9対8でともに本校野球部が勝利しました。

この親善試合には、本校の野球部の保護者の方も多く応援に駆けつけてくださり、また、北海道内でこの試合のことがマスコミにも取り上げられたこともあり、函館中部高校の関係者や多くの市民の方が両校の選手のプレーを見守りました。

今後は、この試合で新たに結ばれた縁を大切にし、両校の交流が更に深まり、甲子園の舞台で再び相まみえることを目指して、お互いに切磋琢磨してくれることを期待します。